ブログを毎日更新する為に今日のラーメンニュースというコンテンツを考えました。その為にSNSで閉店情報を検索する日々ですが、閉店情報が溜まる一方なので、重要な閉店情報をここで紹介したり、一か月の閉店数をまとめるなどして、月ごとの傾向をまとめています。

 なお、ここで「閉店した」とする店舗は「閉店したと判断した」店舗となります。期間限定店舗の営業終了や移転による閉店、リニューアルを伴う店名変更を含みますが、期限を区切った休業は含まれません。実際に閉店しても確認できない店がある事と、閉店店舗数は2024/3/4現在で、今後増える見込みである事はご了解ください。

1.2024年2月に閉店した店舗数

ラーメン提供店合計:196軒
 ラーメン店:114軒
 ラーメンチェーン:34軒
 中華料理店:22軒
 中華料理チェーン:3軒
 食堂など:21軒

 2月初旬時点での1月分の閉店店舗数が「183軒」だったので、前月よりは増えています。ラーメン店の閉店が増え、中華料理店は減少しています。
 ちなみに現時点で、前月(2024年1月)に閉店した店舗は243軒で、2月初頭の軒数から60軒増えました(1月での閉店が2月に確認された分です)。また、前年同月(2023年2月)に閉店した店舗は280軒なので、前年同月比としてはかなり減少しています。

2.2024年2月に閉店したチェーン店

 2月に2軒以上閉店したチェーン店は以下の通りです。

2軒:リンガーハット、壱角家、歌志軒、然屋

 関東で豚骨ラーメンを提供していた「然屋」は、今月で全店閉店し、運営会社が破産申請をしています。他に「大阪王将」「スガキヤ」「長浜や」「春樹」「フジヤマ55」「ばり馬」「博多三氣」などに閉店店舗がありました。
 花月嵐系列の「ラーメン将太」、日高屋系列の「中華食堂真心」は最後の店が閉店してブランド消滅になりました。

3.2024年2月の主な閉店店舗

 2月の閉店で一番話題になったのは、仙台「北京餃子」と志木「匠亭」だったでしょうか。どちらも長年営業してきたビルの閉館での閉店だった為、惜しむ人で行列ができました。「北京餃子」は移転先が決まりましたが、「匠亭」はそのまま閉店するとの事です。


 東京では「轍@高田馬場」「進ちゃん@吉祥寺」が閉店。池袋「ラーショマルミャー」、宮の坂「OLD RAMEN」は移転し、大島「拉麺5510」も移転リニューアルになります。逗子の「麺屋二郎」、我孫子「麺屋どんぶら来」、蓮田「アワトロ龍宮」、桐生「万来」が閉店しました。札幌の「麺屋響」「拉麺いそじ」、函館の「えん楽」、仙台「生姜拉麺はなび」が閉店しました。
 

 新潟「俺のラーメンジョー」、長野「ラーメン大暉」、豊橋「さかなやらーめん」、岡崎「拉麺ししまる」が閉店。津市と松阪市に出店していた「すみれ(smile)」は、松阪市の商業施設にそれぞれ移転しました。
 

 草津市の「それいけ!新崎ちゃん」、大阪では「カドヤ食堂 西梅田店」「伊藝 心斎橋店」、三宮の「トレ海老アーン noodle」が閉店。岡山県に3店舗あった「らーめんふぁみりー」は、最後の津山店が閉店しました。北九州市役所の「玉屋食堂」、鹿児島の「豚とろ 姶良店」も閉店しています。