ブログを毎日更新する為に今日のラーメンニュースというコンテンツを考えました。その為にSNSで閉店情報を検索する日々ですが、閉店情報が溜まる一方なので、重要な閉店情報をここで紹介したり、一か月の閉店数をまとめるなどして、月ごとの傾向をまとめています。

 なお、ここで「閉店した」とする店舗は「閉店したと判断した」店舗となります。期間限定店舗の営業終了や移転による閉店、リニューアルを伴う店名変更を含みますが、期限を区切った休業は含まれません。実際に閉店しても確認できない店がある事と、閉店店舗数は2024/1/1現在で、今後増える見込みである事はご了解ください。

1.2023年12月に閉店した店舗数

ラーメン提供店合計:230軒
 ラーメン店:126軒
 ラーメンチェーン:11軒
 中華料理店:47軒
 中華料理チェーン:4軒
 食堂など:42軒

 12月初旬時点での11月分の閉店店舗数が「166軒」だったので、前月より60軒以上増えました。徐々に減ってきていたものの、年末という事で一気に増えました。ラーメン店の閉店が増えました。
 ちなみに現時点で、前月(2023年11月)に閉店した店舗は217軒で、12月初頭の軒数から51軒増えました(11月での閉店が12月に確認された分です)。また、前年同月(2022年12月)に閉店した店舗は366軒なので、前年同月比としては減少しています。

2.2023年11月に閉店したチェーン店

 10月に2軒以上閉店したチェーン店は以下の通りです。

2軒:餃子の王将、大阪王将

 下半期に30店舗の閉店を予定している「幸楽苑」は、12月の閉店はありませんでした。他に「リンガーハット」「ポッポ」「味の時計台」「麺屋こころ」などに閉店店舗がありました。

3.2023年12月の主な閉店店舗

 12月の閉店で一番話題になったのは、武蔵野市の「ラーメン きら星」でした。19年もの間、濃厚豚骨ラーメンで人気の店でしたが、道路拡張の区画整理での閉店。その強烈な臭い故に、移転先も見つからなかったとの事です。ご主人は別の場所、別の味での出店を示唆しています。


 都内では「味の横綱@曳舟」「甘味処あづま@高円寺」「まる岡@亀有」、埼玉県富士見市では「和風らーめん凪」「手打麺笑くぼ」が閉店しました。北海道では「まるはBEYOND 大通り店」が、秋田県では「錦 秋田分店」が閉店。岩手県の「いづみや食堂@雫石町」、宮城県の「ひば里食堂@栗原市」、山形県の「しだ食堂@白鷹町」、福島市の「なが島食堂」、会津若松市の「よしのや食堂」と、地元に根付いた食堂の閉店が相次ぎました。


 愛知県では「世界の山ちゃん」によるラーメン店「やどがり屋」が閉店、大阪では梅田の「ラーメン大学」や堺の「六五六」、神戸では新開地の「春冬夏」が閉店しました。広島市では「一白」「ラーメンとからあげとわたし」が閉店しました。愛媛県では「さくや@松前町」、高知市の「宮本屋」、熊本市の「つけ麺大和」、鹿児島市の「たこ八食堂」、石垣島の「でいご食堂」が閉店しました。