「光+中華麺」(940円)

 

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 御茶ノ水駅から神保町に下って、明治大学を過ぎた所に2022年12月開店。ネット情報では、閉店した「天下一品 神田店」の運営会社が立ち上げた新店という噂もあるが未確認。

 

 「羹に懲りて膾を吹く」という諺で知った「羹」という漢字。和食では「肉や野菜を入れた熱い吸い物」の意味。こちらのスープも、鶏と野菜を煮立てたもの。とっくり煮込んだ「光」と、静かに煮込んだ「銀」の2種類のスープがあり、麺も2種類から選べる。「光」は「細い中華麺or二八蕎麦」、「銀」は「手もみ平麺or二八蕎麦」で、蕎麦が選択肢にある店は珍しい。

 

 「光」を中華麺で注文すると「ニンニク入れますか」と聞かれて、スープ下にニンニクが仕込まれる。このスタイルこそ「天一神田店」が守っていた、古くからの天一のスタイル。鶏ベースで野菜の存在感も感じる白湯スープが存在感を示していて、麺がそこにつられてテンポよく引き上げられる。天一とは異なる独特な味だが、そんな系譜があっても面白いかなと思える(^o^)/