「ベトコンラーメン」(650円)

 

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 愛知県西部から岐阜県南部にかけて広がる「ベトコンラーメン」。元々は、ベトナム戦争時の「南ベトナム解放民族戦線」の俗称で、そのイメージから「スタミナがつくラーメン」であるこのメニューに名付けられた。ただ、戦争のイメージを引きずりたくないという事で、現在では「食べるとトコンディションになるラーメン」という事になっている。

 

 そんなベトコンラーメンが、茨城県龍ヶ崎市駅近くで食べられるという。しかも、発祥の店と言われる愛知県一宮市の「新京」で修業した方が、1971年に開店。その方が6年後に引退する事になり、脱サラして後を継いだご夫婦が44年間営業。今年で半世紀に及ぶ歴史を紡いでいる。

 

 メニューにはラーメンや焼きそば、中華屋でお馴染みの一品料理が並んでいるが、その先頭にある「ベトコンラーメン」をもちろん注文。ラードの香りを店内に漂わせ、モヤシやニラの下に、粒のままのニンニクがごろごろ入ってすごい事に。ちゃんと炒められているので、あっさりしたスープと交互に口にしてぐいっと楽しめる。

 

「半チャーハン」(麺類に、+290円でセットに)

 

 半チャーハンもアツアツの中華鍋から繰り出される。ラードの香ばしさから炒めたての味になっていて、香りも含めていい感じ。

 

「あんかけ焼きそば」(800円)

 

 同行者のあんかけ焼きそば、パリッとした焼き麺に、肉や野菜、エビなどがあんかけに絡んでいい感じに(^o^)/