「ワンタン醤油そば」(920円)

 

 東海遠征2日目1軒目。GW明けの5/8にグランドオープンしたこちらは、岐阜県関市の「白神」出身の若き店主の店。プレオープン時に訪問したが、開店30分前に既に6人が待っている注目度の高さ!

 

 ラーメンメニューは自家製で日替わりの焼干しを使った「醤油そば」と、「中華そば」の2種類。前者から「ワンタン醤油そば」を注文。この日の焼干しは「サゴシ」。自家製の多加水平打ち太縮れ麺がプルンプルンと引き上げる、スープの香りが鼻をくすぐって後を引く。炭焼きの焼豚も口の中で香りが広がる。ワンタンもテュルンと口の中に入って存在感を発揮。東北地方の名店たちをイメージさせつつも、様々な個性があって、真似では終わっていない。というか、この店の努力は既に真似できない領域に入っているのではないだろうか。

 

 同行者は「ワンタン中華そば」を注文。やはり自家製だが、対照的な低加水細ストレート麺が引き上げる豚清湯が実に心地よい。こちらも個性の塊。新店とは思えない完成度を持った2品はまた食べたくなっている。一言で言えば「とんでもない新店が現れた」( ´ ▽ ` )ノ