関西の冷凍食品メーカー「キンレイ」。「お水がいらない」シリーズは、スープを凍らせた上に麺と具を重ねて再度凍結させる「三層構造」が特徴的で、袋から出して鍋で加熱するだけという簡単さと本格的な味が評判です。鍋焼きうどんでその名を知る人も多いが、ラーメンも10種類登場している。
2025/2/18に新発売された「尾道ラーメン」と「熊本ラーメン」の試食会にお招きいただいたので参加してきました。
「お水がいらない 尾道ラーメン」
尾道観光協会推薦の品。尾道の多くの店を食べ歩き、地元の人気店をイメージして再現を目指したとの事。鶏ガラに瀬戸内産の煮干しを感じるスープに、柔らかい背脂がゴロッと浮いている。平打ちストレート麺がスープに馴染んでいて、違和感なく食べ進められるのが特徴的。
「お水がいらない 熊本ラーメン」
ラーメンデータバンク社監修の一品。白濁豚骨スープは豚の存在感が頼もしい。中太ストレート麺は、麺にざらつきを加えた事で、スープとの絡みが更によくなったとの事。熊本の人気店ではマー油と焦がしニンニクが加わるが、その両方を使用する事で、熊本ラーメンらしさが表現されている。
「ソース焼きそば」(左)
「うま塩焼きそば」(右)
リニューアルした焼きそばはレンジアップ品。どちらも驚くほどの太麺が口の中を覆っていく。もう少し麺が太くなると「焼うどん」になりそうな勢い。
ソースは「オタフクソース」、塩は「赤穂の甘塩」と、関西でお馴染みの味付け。調理の手軽さに野菜も入っているのは嬉しい限り。