昨日の雨も上がり、好天となった仙台市内のホテルをチェックアウトして石巻方面へ車を走らせた。今日は石巻のブロ友さんとサミットを開催する予定だったが、少し時間に余裕があったので石巻市の稲井へ寄ってみることにした。



 昭和8年の津波記念碑は仙台石とも言われた稲井(井内)石を使っているものが多く、見栄えの良さや加工に適していることからその多くが三陸沿岸部に津波記念碑として設置された。石碑には製作に携わった人の名前も刻まれており、そこから牡鹿郡稲井や石巻市の職人が行ったことが分かる。


 JRの陸前稲井駅付近には今も石材業者が多く、お墓や石碑の製作が盛んな地域であったことを想起させる。石の採取は近くの牧山で行われていたようだ。業者の方から何か津波記念碑に関する話を伺えれば良かったのだが、休日ということもあって人の姿は見かけなかった。


 そうこうしていたら適当な時間になったのでブロ友さんのお宅を訪問し、お土産を手渡して久しぶりの再会となった。お昼には皆さんと庭でBBQを楽しんだり地域ネタなどで歓談していたらあっという間にホテルのチェックイン時間が迫ってきたので名残惜しいが8月の再会を約束してお暇することにした。明日は気仙沼方面を中心に周り大船渡まで行く予定。