2011年8月に三陸の被災地を訪れて以来、年に2回長期の休日を利用して現地に行くことが恒例行事となった。目的はいくつかあるが、現地で震災や歴史津波などに関する書籍を探して購入するのもそのひとつである。震災から15年が経過し、西日本に住んでいると震災関連の書籍を入手することは困難になっていると感じる。一方で東北三県では今も地元の新聞社などがそうした書籍を出版したり、自治体や個人レベルなどで良書があるなど見逃せないものが多い。書店では震災関連や郷土史のコーナーを設けているケースがあり、震災伝承館などでもそうした書籍を販売していることがあるのでチェックは欠かせない。
仙台入りした初日は東西線荒井駅に併設された「せんだい3.11メモリアル交流館」を見学、2階の展示室を見学した後1階のインフォメーション窓口で「海辺のふるさと」というハンドブックを購入した(1冊800円、荒浜近辺のマップ付き)。
内容は仙台東部沿岸地域の歴史や郷土史などをまとめたもので、豊富なカラー写真や江戸時代の古図面など資料的価値は高い。「仙台市若林区荒浜」という地名は自分には忘れられない場所だが、震災前の様子を知らない自分には貴重な情報と言える。「せんだい3.11〜」では企画展に合わせた冊子を販売しているようで、今回は「ハヤカワ博士の鳴り砂物語」という内容だったのでこのような書籍が出版されたのではあるまイカ?
門脇にある伝承館「MEET門脇」を見学した際、受付横に石巻の地区別冊子が置かれているので渡波、門脇、稲井地区の3冊を購入。町の沿革を写真や図面、古地図などで解説しており、こちらも震災前の様子を知らない自分には「ふるさとの光景」を知る手掛かりとなる。稲井地区は昭和8年の津波記念碑を建立する際、「仙台石(稲井石)」の産地としてその多くがここから製作されたというので購入。
水木しげる先生の「遠野物語」は柳田國男の作品をコミック化したもので、第99話には明治29年の三陸大津波で亡くなった妻の幽霊の話がある。この話の詳細についてはこちら↓
↑これらは震災関連書籍とは関係ない(笑)が、近年閉業が進む地域の書店の応援になればとなるべく個人経営の書店を利用するようにしている。コミックは寝る前などの暇潰しによろしい(大抵途中で寝オチしていた)。
※今回は9月19日に広島駅近くのホテルに前乗りし、23日の夕方に帰宅したのだが、この間に一体いくら使ったのかザッと計算したところ宿泊費、往復の新幹線とレンタカー、高速道路利用、お土産や食事代などで12万円ちょっと使っていたことが判明した
(自販機やガチャガチャなどの利用料金は不明)。今のところ自分はローンや借金などがないし子供がいる訳ではないのでこうしたことができるのだが、これもいつまで続けられるんだろうか?






