レトロ自販機を使ったジオラマの建屋は形になったものの、眺めていると外壁がのっぺりして味気なく見えたので何か追加してみることにした。
右側の壁には縮小コピーした看板を貼り付け。地方に行くとレトロなホーロー看板(オロナミンCやハイアースなど)を今も見かけるが、あの手の看板は納屋や農家の作業小屋などに貼ってあるイメージだったので今回は使用せず。90年代なら消費者金融の看板をよく見た気がするが、ここは無難に鈑金屋さんの看板を選んでみた(そのままだとピカピカなのでポツポツ錆びが浮いてきたように追加ペイントしてある)。
他にも何か外壁に付いているものはないかと会社の倉庫を眺めていたら電気のメーターが目についたので寸法を測って自作した。モノはプラ板の張り合わせで、内部にはジャンクパーツからメーターっぽいものを探してセットし、覗き窓は透明な塩ビ板を裏から接着。エッジはヤスリで丸めてダークグレーで塗装し、下穴にコードを差し込んだら電気のメーターっぽくなった。端末のコードは隣のパイプの中に突っ込んでおけばヨシ。本来ならパイプの上からは電柱からの引き込み線とコードでつながっているがここでは省略。
柱の上には外灯をセットしてみた。最近の外灯は殆どがLEDになっているが、90年代は蛍光灯だったのでオーソドックスな外見にした。レンズ部分はカーモデルのテールランプにナイスな形をしたものがあったのでそちらを流用した(多分70系カローラの余りパーツ)。
屋根の後端には雨樋を取り付ける予定だったのでカマボコ形のパイプがないか探してみたが、やはり都合のよいモノが見つからなかった。ならばそれらしい形状なら何でもいいかと内装用建材を見ていたら電気コードをカバーするガードがコの字形をしており、バラして下側を利用。
両端はプラ板で塞ぎ、下へ流すパイプを接続すれば雨樋っぽくなった。パイプは建屋の壁に固定するバンドを接着し、下側はL形に曲げておいた。雨樋はグレーが多いが壁もグレーなので目立つようレッドブラウンに塗装した(実際のパイプもこんな色があったと思う)。
内部も少し変更。コカ・コーラのポスターも目立つよう窓の横に板を張ってそちらに掲示した。空き容器入れのゴミ箱はうどん自販機の横に移動して空き缶入れはテーブルの横に置いてポスターが見えるように変更。テーブル席ではキツネがきつねうどんを食べている模様。(笑)
ベースはコンクリートの土間風にするのでスチレンボードに塗装して簡単に済ませようと思う。ディスプレイ台も当初は木枠を組んで見栄えのするものを作ろうと思ったがあまりに大きくなると置き場に困るので重量を支えられる程度のシンプルなものでやめておきたい。orz