ハセガワのBAJAを使ったジオラマも区切りがついたので次の積みプラを消化すべく物色した結果ハセガワのスターレット(KP61)を組み立てることにした。 

    
  ハセガワはマイナーチェンジとなった中期型の3ドア、グレードはスポーティーな「S」をキット化している。キットそのものは前回のBAJAと比べれば特に難しい所はなく、サクサク組んでいたら途中の工程の写真をスッ飛ばしていきなり完成写真となってしまった。このようにチマチマ手を入れず気軽に製作できるキットも気分転換になっていいのではないかと。









 ハセガワの作例ではボディが赤になっているが、自分はモスグリーン?をチョイスしてみた。模型用塗料で近似色は何だろうか?と色々探してタミヤのブリティッシュグリーンを試し吹きしたがどうもイメージと違うような気がしてボツ。もう少しカーキ色っぽいグリーンということでダークグリーンを試してみたら自分のイメージに近かったのでこちらに決定。ただしダークグリーンはつや消しなので仕上げにクリアーのトップコートを吹いて磨く羽目に…。

 なお、キットはフルノーマルなので走り屋っぽくするなら多少手を入れなければならないが純正ホイールでは様にならない。社外ホイールはアクセサリーキットとしてフジミやアオシマなどいくつかのメーカーから発売されているがスターレットに合うサイズ(13~14インチ?)がなく、どうしたものかと悩んでいたら以前製作した92レビンの余ったノーマルホイールに色を塗ればそれっぽくなった。
 車内は運転席をバケットシートにしてハンドルもジャンクパーツの中からチョイス。当初はロールケージも自作しようかと思ったが外からあまり見えなさそうなので却下。フォグランプはラリーカーの余りパーツから移植した。フェンダーに赤のマッドフラップを取り付けたらラリー車っぽくなったかも。





 セリカをとなりに並べてみたらスターレットのコンパクトさが一目瞭然だが、1300ccで5ナンバーのスターレットと2000cc3ナンバーのセリカではね…。因みにスターレットはヴィッツやヤリスのご先祖様である。


https://youtube.com/watch?v=7GUyXJRg0QA&si=oit8-t0Pckj8inNi

 

↑これは作例のスターレットとは年式が異なるが、トヨタチームヨーロッパの代表であった故オベ・アンダーソン氏がスターレットに鞭を入れて激走している貴重なCM。後期型で設定された燃料噴射方式(EFI)のレスポンスをアピールしているが、競技に使用していたユーザーのウケはイマイチだったようでキャブレターに戻すユーザーもいたとのこと。