冬の恒例行事となった東北三県の物産展だが、今月は前回の岩手県に続き宮城県の物産展が広島市内の百貨店で開催されると聞いたので早速出かけてみた。チラシによると今回で29回目ということだが、自分がこの物産展に行くようになったのは震災以降なのでその遥か以前から開催されていたことになる(※コロナ自粛の時は休止だったけど)。
今日は天気も良く、振替休日ということもあって行列のできるブースも。実食できるコーナーでは岩沼市のラーメン店「アラカワ」さん、仙台市の牛タン料理「閣」さんが出店していた。
会場で品定めしているとご当地キャラ「むすび丸」くんが出現! カメラを向けると色々ポーズを取ってくれるのだが自分のはタイミングが悪く「しょぼーん」になってしまった(笑)。係の人に頼めばツーショットにも応じてくれる。因みに昨日は「※仙台弁こけし」ちゃんだったらしい。
まずは名品コーナーで大島ゆずショコラ(気仙沼のコヤマ菓子店)と伊達絵巻、三角定規あぶら揚げに油麩、生利節を買ってみた。グッズは「木のおもちゃ いつき」のむすびくん(伊達バージョン)と仙台弁こけしちゃんのアクリルキーホルダーをゲト。
石巻市の「大地フーズ」さんではイワシと大豆のハンバーグ、イワシのつみれを購入。ハンバーグは加熱済みなのでレンチンかフライパンで再加熱すればOK。つみれは鍋物に入れるといい出汁が出そうだが、試食したつみれ汁はお醤油と溶き卵だけでいい味になっていた。
女川の「いかや」さんではいつものサンマ丸干しと味醂干し、ホヤを買う。サンマは生もいいがやはり干すと旨味が出る。お店の人によると今回のサンマは大きさもまずまずだったとのこと。
今回一番の散財(笑)は気仙沼市にある「鼎(かなえ)が浦商店」さんの海産物か。正月用の松前漬けに牡蠣の佃煮とオリーブオイル漬け、木クラゲのラー油味、たこわさ、エンガワキムチ、紫蘇ワカメ、梅ひじき、サンマの佃煮というラインナップ。こうした物は本来なら酒の肴なのかも知れないが、飲まない自分にはご飯の友なのである。これらは1パック200gとなっているが実際はそれ以上入っており、しかも大量に購入したためオマケでもう1品付けてもらった。👃 これらはとても一度には食べ切れないので冷凍して順番に食べればよいのも助かる。
いつものように物産展でホヤぼーやのキーホルダーをカバンのストラップにぶら下げていたのでお店の人から「今年もありがとございます」と声をかけて頂いた。物産展で品物を買うのが目的ではあるけどお店の人と会話もまた楽しみの1つではある。それにしても広島県人が三陸まで実際に行くというのは自分には恒例行事だが、あちらの人からすれば珍しいのだろうか。一応今年の物産展はこれで終わりだが、来年の1~2月頃に福島県の物産展があると思うのでそれまで調達したものを楽しむべし。










