この所レトロ家電の記事が続いてしまったが、スタリオン4WDラリーの製作も牛歩ながら一応進捗しつつある。今回もBAJAのビッグタンクと同様にパテを盛っては削り、の繰り返しでイメージと照らし合わせながらの修正状態が続いている状態。ボディが出来てしまえば6割は完成したようなものなので今回はなるべく納得のいく仕上がりにしたいと考えている。20年前くらいにフジミのキットから改造したことがあったが、当時は「まあこんなものか…」という妥協の産物になってしまい今見るとお話にならない。(泣)




 まだまだイメージ固めの仮組み状態だが、気に入らない部分は早い段階で潰しておかないとまた「残念な完成品」になってしまうからしばらくは地道な作業が続くことになると思う。
 なお、キットはナロー幅ボディにハの字シャコタンとなっているので車高は少し高めになるくらいにしてトレッドも広くしなくてはなくてはならないだろう。


 オイルクーラーが組み込まれたリアウイングも何とか形になった。当初はプラ板の張り合わせで自作しようとしたが、現車写真をよく見るとボディに合わせて微妙にカーブしており、結局パテの塊から削り出してオイルクーラーを再現することになった(コアの部分はジャンクパーツからサルベージ)。細かいことだが、スタリオン4WDラリーは試作車にそれぞれ細部の違いがいくつかある。大きなところではリアのハッチガラスそのものは開閉せず、セダンのようにトランク式になっていた個体も存在する。それにしても細かい部分を突き詰めていくとキリがないのである程度は「こうだったんじゃないか?」と想定でカバーするしかない