今日は久しぶりに駄菓子屋さんで豪遊してきた。本来なら店舗兼自宅の個人商店で買いたいのだが、そうした駄菓子屋さんも絶滅寸前なので一般にも利用できる卸売り店?で買ってきた。最近はレトロブームもあってショッピングモールのテナントで駄菓子を売っていることもあるが当時を知るオッサンからすると小綺麗な感は否めない。
↑スナック関係はこちら。餅太郎と味カレーはパッケージが昔から全く変わっていない気がする。ベビースターラーメンのキャラクターは現在「ホシオ君」になっているがオッサンはやはりこのパッケージが刷り込まれている(写真は復刻版)。しかも袋はアルミではなく中が一部見えるビニール袋だったと思う。ベビースターラーメンは袋にも書かれているようにそのまま食べるものだが、ガキの頃お椀に移してお湯をかけて後悔したものである。
そうした者に対処したのかどうかは分からないが、その後お湯を入れて食べるベビースターカップラーメンが発売された(当時50円)。現在はブタメンがその役目を引き継いだのだろうか。
↑甘味系の駄菓子も忘れてはいけない。ボンタンアメと兵六餅は親父が九州に行くとよくお土産で買ってきた。そのせいか見かけるとつい買ってしまうが昔と比べると中身が減った気がする…。クッピーラムネのウサギとリスは自分の記憶からすると変わってない気がしたが発売初期は微妙に違っていたらしい。
マルカワのフーセンガムはオレンジやグレープ味などと一緒に「フェリックスくんガム」もあった。ただ、当時のフェリックスくんは公式に認可を受けてなかったのか「のらくろ」みたいな顔だった。そのパッケージのガムは現在も見かけるがこちらは「エフエックスくんガム」に変わっていた(笑)。現在は公式から認可を受けたようで写真のパッケージになっている。
粉末ジュースと棒ゼリーは例によって果汁皆無だが見た目の色で「メロン味」とか「イチゴ味」などと脳内補正していた。粉末ジュースは本来冷水に溶かして飲むものだが、この方法は子供の頃贅沢とされ袋に指を入れて舐めている方が多かったと思う。
↑駄菓子は何故か酒のつまみになる物も少なくない。右側の手羽先やアタリメなどはどう見てもおつまみだし実際に立呑屋のカウンターに置かれているのを見たことがある。子供の頃だと広口ビンに入った串カツやゲソなどは一本単位で買っていたが、社会人になった今はビンごとオトナ買いして昔の欲望を満たしているのであった。←スケールが小さい
※私事だが、東日本大震災の後自分なりに何か出来ることはないか思案していたがふと駄菓子を被災地の子供たちに送ってはどうかと思いつき、宮城や岩手のブロ友さんに配布をお願いして箱詰めの駄菓子をいくつか送ったことがある。連日の慌ただしさで自分はそのことを忘れていたが、しばらくして釜石市の児童(放課後教室か?)などからお礼の手紙や写真が届き「駄菓子は世代に関係なく喜んでもらえるのか…」と思ったものである。