今日は広島市内で福島県の物産展が開催中だったので色々調達してきた。年末から年明けに開催される東北三県の物産展は毎年恒例(※コロナ禍の時は休止や縮小)となったが、宮城県と岩手県の物産展は既に終了したので福島の物産展が最後となる。
出店は入れ替わりがあるものの大体のお店はお馴染みのラインナップとなっているので馴染みのお店の人との会話もまた楽し。
日曜日ということもあって会場は結構な賑わいだった。イートインコーナーの「らぁ麺おかむら(喜多方ラーメン、郡山ブラックなど)」やあわまんじゅうの実演販売などは行列になっていた。自分は呑まないので日本酒コーナーは守備範囲外だがあちらのお酒はどんなものなのだろうか?
今回も特設ステージで毎回恒例となったいわき市のフラガールショーが開催されていた。リーダーのリノラニあゆみ先生(右から三番目)によると震災の翌年から福屋広島での物産展にオファーがあり、震災で活動の先行きが見えない時期に毎年呼んで頂き本当にありがたかった、と感謝の言葉を述べられていたのが印象的だった。
色々買いたいものはあるのだが、懐の関係で精査せざるを得ず今回はこのようなラインナップとなった。海産物は小名浜の丸由水産にていつもの「さんまささ干し」とメヒカリを購入。さんまはスーパーだと生が定番だが、干したものは旨味が凝縮されているように感じる。そのまま焼いて食べてもよいが身をほぐしてご飯に混ぜたりパスタと和えてもイケるそう。
メヒカリは昨年相馬市にある「浜の駅」で見かけたのだが生モノを持ち歩く訳にもいかないので断念した。今回は短時間の持ち運びなので無問題。お店の人によると半解凍して唐揚げにするとサクサクになるのでオススメだとか。
麺類ジャンキーの自分からすれば旭屋さんのなみえ焼きそばは押さえておきたい。右側のつけ麺は今回初めてお目見えしたので迷わずゲト。三点購入すると税込1620円になる(※単品だと864円)というお買い得なのも嬉しい。とはいえこうしたご当地メニューは地元のお店で食べるのがスジではあるが…。
喜多方市の河京さんが販売している「喜多方ラーメン」は手軽にお店のようなラーメンを楽しめるので毎回醤油と味噌を買っている。こちらもメンマとチャーシューのセットにするとバラで買うよりお得になる(これだけで1800円+税)。余談だが広島のラーメン店は豚骨ラーメンに席巻された感があり、オッサンになるとコッテリ系は敬遠するようになったので喜多方ラーメンのようなあっさり系はありがたい。
会津の老舗菓子司「会津葵」さんではいつもの「かすてあん」と栗羊羹、いちじくのシロップ漬けをゲト。かすてあんはカステラ風の生地に餡を挟んだ和洋折衷なお菓子といったところか。今回も餡とドライフルーツ入りを調達。色々買ったらオリジナルふきんを頂きました。女将さんの話だとベテランの職人さんが引退したため種類によっては以前のように数を作れなくなったとのこと。
お菓子は他にもゆべし全種類とままどおる、「いもくり左太郎」なども買ってみた。福島のお菓子と言えば以前山元町のブロ友さんだった故・すなすなさんが「福島の名物だから」とわざわざ「凍天(しみてん)」を買って来てくれたことが思い出される。今回の物産展でも売っていたはずなのだが何故か失念していた…。
ガイドブックも配布されていたので参考になりそうなものを頂いた。東北三県の訪問は沿岸部がメインなので自分は内陸部に土地感が無く、会津もいつか行ってみたいところではある。
※ところで広島のデパートで物産展といえば東北や北海道、九州などが定番だが、石川県の物産展が開催されれば被災地支援に何かしらのプラスになると思うので是非とも開催して欲しいものである。