連日命の危険を感じるような猛暑日が続きますが皆さんは体調を崩されていないでしょうか。因みに我が家は昭和の初めの家なのでエアコンはありませぬ。(笑)

 さて、今日は懐が少しリッチになったので久しぶりに駄菓子を大人買いしてみた。小学生の頃はバラでチマチマ買っていたけど社会人になった今は箱買いやキングサイズを買えるなどやりたい放題である。今回の上写真分で総額3950円だったが高いと見るか安いと見るかは人によりけりか。



 スナック菓子の類いは餅太郎(ビッグサイズ)とカレーあられ、たこせんべいとうまい棒サラミ味30本入り。うまい棒は様々な味があり、自分も全種類を食べたことはない。たこせんべいと似たものにえびせんべいというのもあるが味は違うのだろうか?


 箱モノではおやつカルパス(サラミソーセージ)50本入りとココアシガレット、ボンタンアメ5箱入りをゲト。子供の頃親父が九州に旅行へ行くとお土産は大体ボンタンアメと兵六餅だった(どちらも鹿児島のセイカ食品)。自分が社会人になって親父が定年後自宅で過ごすようになると今度はこちらがボンタンアメや兵六餅を買って親父に渡していたのが思い出される。



 マルカワのフーセンガムとクッピーラムネも大袋を購入。フェリックスくんガムは公式の顔になっているがオレンジガムとクッピーラムネのパッケージデザインは自分が買っていた頃と変わらない。なお、当時のフェリックスくんはのらくろのような顔つきで、本家の承認を受けてなかったと聞いたことがある。当時のキャラクターは「エフエックスくん」として魔界転生していたが今はどうなんだろうか?



 カラフルな寒天ゼリーやフルタのわなげチョコ、オリジナル版チロルチョコとモロッコヨーグル(ジャンボサイズ)。駄菓子で販売されていた菓子類はその色合いとは裏腹に果汁皆無のものが殆どだったがこの寒天ゼリーはちゃんとリンゴ果汁が入っていた。
 モロッコヨーグルは紛らわしいがヨーグルトではなく、酸っぱいバタークリームと言った微妙な味。これは通常売られているサイズ10個分くらいあるように見える。レギュラーサイズは蓋の裏が当たりくじになっていた気がする。



 飲み物系は牛肉に加えるミルメークと粉末ジュース。世代や地域によっては給食にミルメークが付随していたらしいが、自分の学校では見たことがなかった。市販の牛乳とは別物のような薄い給食の牛乳もこれがあれば美味しい飲めたのではないかと思う。
 粉末ジュースは例によって無果汁である。説明通りに冷水で溶かして飲むことは私的に贅沢とされ、セコくチビチビ舐めていたのを思い出す。悲しいかな、我が家では清涼飲料は贅沢品でジュースもめったに買ってもらえなかったのである(お中元の時期に戴いたカルピスが出ることはあった)。



 駄菓子には何故か酒のつまみになるものも少なくない。よっちゃんイカや串カツ、広口ビンに入ったアタリメなど多数ある。中でも右側の手羽先や手羽元はどう見てもつまみやお惣菜で、なぜ当時から駄菓子屋にだけ置かれていたのかはわからない。この手羽先は以前ケンミンショーか何かで取り上げられたため生産が追い付かなくなり、一時期品薄になったことがある(製造は尾道市のメーカー)。


 なお、今回は駄菓子を扱っている小売店で購入しており、本来なら住居兼店舗の個人商店で購入するのがスジというものであるが、残念ながら個人商店の駄菓子屋は絶滅に近いのが現状である。こち亀の世界のように近所の子供たちが集まって色々品定めしたり、口うるさいお店のおばちゃんに色々言われることもないかもしれない。とはいえ今回も小さなカゴを手にした子供が慎重に目当てのものを選んだり、親から金額を決められていると思われる子供が電卓で計算しながら駄菓子を取捨選択している様は何とも微笑ましい。中には親の方がハイテンションになって「あー!?コレ昔同じの買うたわ!」などと童心に帰る人を見るのも「同志フルシチョフ」である。

 因みに皆さんは子供の頃お気に入りの駄菓子とかあったでしょうか? 自分は遠足の時必ずベビースターラーメンを買うとりました(※オレンジ色のパッケージの時代)