先日みどりの券売機で盆休み期間中の新幹線指定席券を購入したので予約できるものはこれで全て完了した。今回はゴールデンウィークが終了した時点ですぐにスケジュールを設定し、宿泊する市町村から施設をピックアップしたのでほぼ希望するホテルや民宿を予約できた。以前は休みの1ヶ月前くらいから宿泊施設を探していたがそれでは希望する場所を取ることが難しく、特に南三陸町は繁忙期だと全く空きが見つけられない状態になり一旦登米市まで戻ることが多かった。




 当初は支援の意味合いもあって志津川のホテル観洋や歌津のニュー泊崎荘などを利用していたが、その後一般の観光客も戻り始めたので志津川の研修施設「いりやど」を利用する機会が増えた。一応研修施設となっているが一般旅行者の利用も可能で、地元の食材を使った夕食(↑3枚目写真)と朝食も楽しみの1つになった。別館はベッドルーム/ユニットバスだが自分は畳の部屋に布団敷きの方が落ち着けるので本館を予約することが多い。また、パブリックスペース(↑2枚目写真)には震災関連の書籍も置かれているので夕食後に「自習」することも可。

 ※今年のゴールデンウィークは明確な目的もないまま仙台入りしたため被災地での行動意義が薄れた行程だったことは否定できない。これを踏まえて8月は見るべきポイントを押さえるなど様々な情報を集めて現地で無駄な時間を過ごさないよう現在も準備中である。とはいえピックアップした目的地を訪問するのが目的になってスタンプラリーのようにならないよう注意も必要である(場合によっては現地でピックアップポイントを取捨選択しなければならないかもしれない)。また、今回は福島、宮城、岩手県南部を回る長丁場となるので移動中の事故や猛暑による体調不良には充分気をつけたい。ありふれた言葉だが「無事家に帰るまでが旅」である。あとは台風に伴う大雨や地震などの災害が起きないことを祈るのみか。