この所食レポばかりのような気がするが、今回もご当地グルメネタである。先月石巻のブロ友さん宅でサミットを開催した時、お土産の中に石巻焼きそばセットが入っていたので作ってみた。




 箱の中には蒸し麺と天かす、ソースと魚介出汁が3食セットになっている。麺が蕎麦のように茶色くなっているのは麺を二度蒸しているからで、そこが石巻焼きそばの特徴の1つでもある。二度蒸しすることで麺に味が浸透しやすくなるらしい。


 今回はセット内容の他に豚バラ肉、もやしミックスと紅生姜等も追加した。麺と野菜は先にレンジで2分程度加熱しておくと炒める時間の短縮になるし麺もほぐれやすくなる。豚バラ肉を炒めてフライパンに脂が出始めたら野菜→麺と加えて天かすと魚介出汁を入れる。


 ↑写真は調理の例外です

 麺と野菜に火が通ったら出来上がり。パッケージには目玉焼きが乗っていたので自分も加えてみた。まずは魚介出汁だけで食べてみたがさっぱりした和風焼きそばと言えばよいのだろうか? 焼きそばソースは途中で加えたが好みにより始めから入れてもいいと思う。普段使っている広島のお好みソースは甘味が強めだが、石巻焼きそばのソースは酸味が利いて昔ながらの焼きそばを思い出す。そう言えばサミットの時にブロ友さんと出かけた雄勝町の祭りでキッチンカーの焼きそばをご馳走して頂いたのだが、あれは石巻焼きそばだったのだろうか?
 二度蒸し麺はこちらでは入手できないがソースは頂いたのである程度の再現は可能と思う。まあご当地グルメは現地で食べるのがスジなんだろうけどね…。


©️扶桑社・谷口ジロー