普段自宅や仕事で手元を照らしたり探し物をするのにLEDライトが欠かせない。しかし長年使っているうちにスイッチや端子などが接触不良になったり充電式だとそれができなくなることが少なくない。最近はLEDライトもさほど高価でないため処分してもよいのだがLED部分自体は正常なことが多く、貧乏性なのでつい魔界転生させてしまう。


↑LED部分はモジュール化されていることが多いのでその部分を抜き取る。スイッチが使えればそちらもコンバートするがダメならカー用品や電子パーツ売り場で調達できる。


↑電池ボックスとスナップ式接続コード、収納するケース(今回はパーツを小分けするケースを使用)。電圧が元のライトに準じるよう電池の本数を同じにしておくのが無難。1つは3本用電池ボックスがなかったので4本用電池ボックスの1ヶ所をコードでジャンプさせて4.5Vに対応。配線やスイッチの取り回しが決まったらハンダゴテなどで回路をつなぐ。


↑いくつか作ってみた。カメラの関係で実際の明るさと違うように見えるかもしれないが充分な明るさになっている。また、収納ケースやタッパーは半透明な素材になっていることが多いが、ランタンのようにホワッとした明るさになるので眩しすぎないのがいいかも。使用する電池も最近はアルカリ乾電池ではなく繰り返し充電できるエネループに切り替えた。


↑車内アクセサリー用の小型LEDでもミニライトを作ることが可能。LEDは両極タイプもあるが基本的にプラスマイナスが決められているので間違えないよう注意。なお、車用LEDの電源は12Vだが四角い9V電池でも点灯した。


↑自作する場合バッテリーによってサイズが左右されるが9V電池なら最小のパーツケースに入る。ぶら下げ穴もあるのでカラビナ等を通してカバンやキーなどと一緒にするのもいいが防水性はないので濡らすとダメになりそう。それにしても手の汚さよ…。


 こんなにライトを作ってどうするのかとも思ったが、夜間不意の停電などに備えて枕元やトイレ、脱衣所などに置くことにした。防災グッズの中に入れたりキャンプなどのアウトドアにも活用できると思うので使い方はあなた次第。