昨年末にノートパソコンとプリンターを買い換えたのでこれを機に場所を食うものはデータ保存に切り替えることにした。かさ張るものの中にビデオテープもあるが、ウチは厄介なことにVHSとHi-8、デジタルビデオテープが混在している。VHSはテレビの録画や編集したカメラ映像をダビングするのに使い、Hi-8とデジタルビデオはビデオカメラの撮影に使っていた(※末期にはHi-8やデジタルビデオテープにテレビ番組も録画していた)。テレビの録画は地上波がデジタル放送に移行した時点でテレビを廃棄したためやめてしまったし現在は録画してまで見る番組がないのでもう番組を録画することもないだろう。 本来は自宅にVHS+Hi-8とVHS+デジタルビデオデッキがあったので再生はできると思っていたのだがウン10年も放置していたため使用不能になっていた。orz 幸いHi-8ハンディカムとデジタルビデオカメラの再生機能は生きていたのであとはVHSのデッキを調達しなければならない羽目になった。


 VHSデッキは製造中止になって久しく、新品がないので中古品を探すしかないが自宅近辺のリサイクルショップを調べてみると音響・映像機器の品揃えが充実しているハードオフがあったので探しに行ってみた(↑写真はイメージです)。


 VHSデッキは何台か在庫があり、その中から比較的年式の新しい(2003年製)ビクターのリモコン付きが現状渡し8800円だったのでこちらを購入することにした。VHSやHi-8も記録媒体から退いて久しく、もう少し遅かったら再生手段が無くなるところだった。このデッキの持ち主がどのような人だったのか自分には分からないが、有りがたく使わせて頂きます。


 動画配信や円盤がリリースされている映画やドラマはダビングせず破棄することにして必要最低限のテープだけDVD化することにした。高画質録画にすると一枚25分程度しか記録できないがモザイクみたいな画像を見るよりは良かろう、と割りきるしかない。思えばウチは当初βマックス方式のビデオデッキを選択したがあろうことかソニーが撤退しためその後泣く泣くVHSに切り替える羽目となった。そのVHSやHi-8もフォーマットが廃れてデジタル媒体に取って替わられるなど目まぐるしく入れ替わっていった。だが、現在のCDやSDカード、USBメモリーなどもいつまで利用され続けるのか見当がつかない。まあ次世代のフォーマットに切り替わる頃には自分などこの世にいないかもしれないが…。