今年も残り3週間あまりとなり、2023年中に完成させたキットを振り返ってみた。年末が近づくと雑用などでバタバタするため今年はこれ以上完成するキットはないと思われ。




↑年末から取りかかっていたハセガワのパルサーGTi-Rが今年最初の完成キットとなった。ラリーカーはライトポッドが命だと思っている筆者は93年の1000湖ラリー(フィンランド)仕様がリリースされるまで待っていたのだが、待たされた甲斐があったというもの。




↑その後はめぼしいラリーカーのキットがなかったので久しぶりにラリーカー以外のキットを製作してみた。行きつけの模型店でたまたまプラッツのグループA仕様スタリオンを発見したので買ってみたが、スタリオンのキットはこのモデルが決定版になると思われる出来の良さだった。インターTECで中谷選手がドライブした車輌をキット化するというのもマニアックなチョイスではある。


↑ハセガワのダルマセリカはマカオGP仕様だったが、見ているとラリー仕様にできないかという邪念?が起こり、全日本ラリーに出場しているプライベーター風に仕上げてみた(右側)。余ったパーツはノーマルのキットに転用してストリートレーサー風に再生してみた。昔見たホリデーオート誌の「街道レーサー」という名物コーナーにはこの手の車がよく投稿されていた気がする。



↑ハセガワの92レビンは元々ミノルタカラーのグループA仕様だったがこちらも全日本ラリー風に魔界転生することに。レビンの全日本ラリーといえばハチロクや27などが定番だが92でラリーにエントリーしていた人がいたかは不明である。まあ自分で色々想像して立体化できるのがプラモデルの良い所かも。




↑ラリーカーの次は再びノーマルのセリカLBに手を出してみた。キットはアオシマから80年代にリリースされたものの再販だが、「グラチャン」や「ワークス」みたいな街道レーサーバージョンの方がお馴染みかも知れない。キットはホイール以外ストレート組みだがライトとテールランプ、ナンバー灯をLEDで点灯させてみた。キットそのものはサクサク組み立てられるがライトの点灯をリアルに見せるため意外と手間を取られてしまった。




↑今年最後のキットはラリーカーとは対極の実用車プロボックスに。塗装は実車用のカラースプレー「プロボックス・ハイエース」用を使ってみたがプラモデル用サフを溶かすというオチが。そのままではちょっと物足りないと感じたのでルーフに回転灯を載せてトレーラーの先導車っぽくした。業務用車がピカピカなのは不自然な気がするので泥や埃で汚れたようにウェザリングを施してある。構想ではフィギュアや工事用小物を追加してジオラマに仕立てるつもりだったが現在は塩漬け状態、年明け以降に取りかかれるだろうか?



↑記事にはしてなかったがデッドストックになっていたタミヤのフォード・エスコートコスワースも完成させていたのを忘れていた。キットはレプソルカラーのデカールが付属していたが劣化が酷すぎて使い物にならなかったためホワイト塗装のみとした。ワークスのスペアカーやカスタマー向けの放出車みたいにも見えるのでコレはコレでいいか、と自分で納得。

※今後はプロボックスのジオラマ化やノーマルの92レビンのキットがあるのでそちらを完成させるつもりだが果たしてどうなりますやら。😅