先日購入したハセガワのセリカ(マカオグランプリ仕様)をラリーカーっぽく改造することにしたのだが、まずは下げられている車高をやや高めにすることから始めた。当時の国内ラリーは未舗装の林道を走ることが多かったそうなのでシャコタンでの走行はちょっとあり得ないだろう。


 やり方は色々あるが今回は単純にアッパーマウント側に2ミリ程度のワッシャーを接着し、全体的に車高が上がるよう細工した(赤い矢印が追加部分)。特にフロントのストラットはマカオGP仕様だと短くなっているのでノーマルパーツを使ってみたがそれでもまだタイヤがフェンダーに隠れる状態だった。


 また、全体的に車軸の位置を下げてしまうと下側の受け(クロスメンバー)とボディの間に隙間ができて接着できなくなるので2ミリの角棒(黄色矢印部分)を接着してこちらを受け側とした。組んでしまえば裏返してしげしげ眺めることもないので雰囲気とお手軽さ重視でこの手法とした。リアのホーシングはアームの取り付け角度を変えるだけで誤差は吸収できた。



 実際にタイヤをはめて仮組してみたらこんな感じ。タイヤとフェンダーの間に隙間ができてラリー仕様っぽくなった気がする。また、タイヤの位置がズレていると見栄えに影響するのでそこはきちんと微調整したい。ところで最近は引っ張りタイヤが別パーツで発売されるなどカーモデルでもシャコタンが流行りなんだろうか。個人的にはノーマルや少し高めが好みなのだが…。

 ※ボディカラーについてはボンネットを艶消し黒にする以外これと言った決定打が思いつかない。純正塗装から選ぶことも考えたがイマイチイメージが湧かず、オリジナル塗装にするかなぁ…と思ってみたりもする。白ボディはインパクトがないしダルマセリカのラリーカーってどんなイメージなんだろうか。