

パルサー完成後取りかかったスタリオングループAも少しずつではあるがカタチになってきた。エッチングパーツもゲトできたのでディテールもそれなりに見栄えがするものになると思う。また、これまではラリーカーばかり作ってきたのでサーキット仕様の競技車輌は市販車の延長のようなあっさりした感じで、さほど手間はかからない気はする(シートベルトもドライバー側だけでいいしね😃)。
↑以前フジミのキットをベースに改造したスタリオン4WDラリー(グループB)と並べてみた。ノーマルのスタリオンはかなり鼻先が長くなっているが、ラリーアートの木全氏によるとバンパーやフロント回りはクラッシャブルゾーンのため空洞のようなものなのだとか。サーキットレースでは鼻先を短くするより空力問題の低減が優先事項なのだろう(※そもそもグループA規定ではボディ形状の変更は認められない)。
その4WDラリーだが、当時はネット環境がなかったため資料が東本昌平氏のコミック「SS」しかなく、それに倣ったため顔付きがモーターショーに出品されたバージョンになっている。その後T1/2、R1/2の存在が判明し、そちらに改造しようと手を入れ始めたが現在も放置プレイになっている。今ならnunuのキットをベースに改造した方がいいと思う。
↑余談だが、このスタリオン4WDラリーはラリーエクスプレス誌の模型コンテストコーナーに掲載されたことがあったのだが今見ると「意あれど力足らず」感がアリアリで、スタリオンのレア度で掲載されただけのような気がする。左側の日産240RSもフジミのシルビアをベースに改造したものだがその後ビーマックスからキットがリリースされたので現在は部品取りになっている。あれから20年余り、自分のスキルも少しは進歩しただろうか?(笑)