唐突だがこの週末から自動車学校に通うことになった。会社の業務命令?なので費用は会社持ちであるが、前回の大型免許取得からでも20年近く経っているので自動車学校の記憶も忘却の彼方である。
ちなみに今回は大型特殊の免許を取得するのがお題である。本来ウチの会社では大型特殊車両で公道を長距離走行することはないのだが、トラックへの積み込み等を考えるとやはり免許は取得するべきであろうとの判断で今回の運びとなった。指定された自動車学校で受付を済ませ、ロビーで待っているとこれから普通免許を取得する学生さんや新社会人と思われる若い子たちがおり、自分も実技講習や学科問題に一喜一憂していた頃が思い出される。
こうした建設機械はややこしいことに免許が複数必要になってくる。ローラーやバックホウ(パワーショベル)などはそれぞれ車輌系建設機械(これも種類が細分化されている)の免許が必要で、資格の管轄は厚生労働相になる。一方これで公道を走行するには公安委員会の大型特殊免許が必要となる。私有地内の作業や移動には建設機械の免許だけでも良いが公道走行はできないということ。さらにこれらナンバー付きは走行部分や灯火類等保安部品の「車検」があるので国交省が絡んでくるし、作業機部分は厚生労働相の「特定自主検査」も受けなくてはならない。昭和の時代はこの辺りの規制が緩く、ナアナアでやってきた現場も少なくなかったと思われるが、さすがに令和の時代にはあり得ないだろう。何はともあれきちんと免許を取得して法令遵守の仕事をしたいものである。
「それでは今日もご安全に」