9月に購入したハセガワのインプレッサ555がようやく完成、ボディだけの製作なのに2ヶ月近くかかってしまった。シャーシやキャビンは以前製作したRACラリーのものを流用しているのでもう少し早く完成していても良かったのだが…。このキットは94年の香港~北京ラリー仕様だったがデカールがあっさりし過ぎているように感じたので94年のサンレモラリーのデカールをサードパーティーで購入した。この頃のイタリアではタバコの広告がOKだったのか伏せ字ではなくデカデカと「(555」が貼り付けられていた。細かいことをいえば作例のフォグランプは使用されずカバーで塞がれていたと思うが雰囲気重視ということで…。


 リアビューは後のWRカーに比べたらあっさりしてウイングも控え目。リアのトランクを押さえているスプリングはキットに含まれていなかったため汎用のディテールアップパーツからコンバートしたがあるのと無いのではかなり印象が変わってくる。分かりにくいがルーフアンテナも極細ワイヤーで追加工作してみた。


 ライトポッドもサンレモでは装着されてなかったと思うが試しにWRカーのパーツを乗っけてみた。1000湖(フィンランド)やモンテカルロラリー等なら使用していたと思われる(形状はコレとは違うはず)。まあこうした妄想が気軽にできるのがカーモデルのいい所かも。


 レガシィと記念撮影してみた。写真ではいまいち分からないがインプレッサの方が一回り小振りなサイズ。そう言えばレガシィはミシュランを使用しているがインプレッサの時代はピレリがサプライヤーに変わっている。レプソルはサインツ先生がスポンサー込みで移籍したからであろう(レプソルはサインツのパーソナルスポンサーでもあった)。

 ※今月10日から愛知でWRCのシリーズ戦である「ラリージャパン」が行われており、現地は盛り上がっていると思うが、日本のワークスチームはトヨタのヤリスのみというのはちょっと寂しい気がするのは自分だけだろうか?