先日ハセガワのレガシィが完成し、ストックしていたラリーカーは全て無くなった。しかしモデラーの性なのか、やはり何か手を動かしていないと手持ち無沙汰になってしまうので何か残っていないかと探してみたら以前弟からもらった「中華キャノン」のキットが出てきたのでこれを作ることにした。これは雑誌の付録だったらしく、非売品と表記されていた。製作はアオシマが担当していることもあり、箱絵がかつての「アトランジャー」や「ドライガー」などを彷彿とさせる(イラストは当時と同じ梶田達二氏)。

「※この箱の絵は中華キャノンの活躍想像図です」←クソワロタ


 組み立ては極めて簡単なので素組みだけならアッという間。当時駄菓子屋で売られていた100円キットくらいの手軽さだが、関節にはきちんとポリキャップが使用されているのが良心的。


 足や腕の裏側などは凹状にへこんでいるのでポリパテで埋める。また、マイナスドライバーみたいな手先はイメージとは違うのでプラ板で自作した。


 目の部分もキットは単に凹んでいるだけなのでピンバイスで穴を開け、クリアオレンジを塗った透明プラ棒を差し込んでみた。



 シルバーを基本塗装にしてアクセントでチタンゴールドやガンメタなどを使って塗り分けてみた。オイルが垂れた痕やサビ、ホコリ汚れなどで使い込んだ感じを再現してみたが写真では分かりにくいかも。左手のブレード?はミラー調シールを貼付け。なお、股間はスプリングによるミサイル発射機能付き。


「ダメです!銃弾を全く受け付けません!」

「誰かジャベリンを持っている者はいるか!何としてもヤツの足を止めるんだ!」


「ちくしょう駄目だ、こっちへ来るぞ!」


↑ジャブローに散る?



「いいぞ!もっとやれ!」



「踏み潰せ!」
           
            (おしまい)