前作のデルタS4が完成してから手を付け始めたハセガワのレガシィRSがようやく完成した。キットのストレート組みならとっくに完成していたのだろうけど、やはり93年ニュージーランドラリーの優勝車を再現したかったので「(555」デカールにこだわり、結局8月までかかってしまった。時間はかかってしまったがやはりそれに見合った見栄えになったと思う。


 キットの説明書だとマッドフラップはリアのみになるが、手持ちの書籍にはフロントにも取り付けられていたので自分も自作してみた。取り付け金具はクワトロE2の余ったエッチングパーツがあったので流用。しかし手持ちの書籍の車両はスバルがレストア保存した時に手が加えられた個体かも知れないのでラリー参戦当時とは変わっているかも知れない。ボンネットピンもキットのパーツと現存車とは異なっている。ルーフアンテナもキットのパーツは太過ぎるような気がするので極細ステンレスワイヤーで自作。


 レガシィはリアスポイラーがないため後のインプレッサやランエボに比べるとあっさりして迫力がない気もするが、グループA黎明期なのでそこまで気合いが入ってなかったのだろうか。


 今さらだが先日ホムセンのカー用品コーナーにスバル純正の「バイオレットブルーマイカ」タッチペイントがあったので試しに買ってみた。余ったパーツに試し塗りしてみたところ、自分が混色したものより紫が濃いように見えた。そもそもワークスカラーがバイオレットブルーマイカなのか?という疑問もあるし書籍や映像で自分が見たイメージが実車と違うかも知れないが細かいことを気にするとキリがないのでこの辺りでヨシとする。あとはディスプレイケースを調達して殿堂入りすれば終了、手持ちの積みプラも全て完成となった。とはいえ今度模型店に行ったらパルサーGTi-Rが入荷しているかも知れないので買ってしまうことになるだろうけど…。