盆休みの日程もほぼ確定し、仙台行きの準備もやれることからやっておこうと思いボチボチ取りかかっているところである。2019年8月以降旅行の類いは何もしていなかったので装備品を改めてチェックした所、いくつか不備が見つかったが特にファーストエイドキットの内容物が期限切れになったり劣化したものがあった。また、今回はマスクや消毒薬、熱中症対策のグッズなども必要になるためドラッグストアやホームセンターで必要なものは調達しておいた。
その帰り、スーパーで買い物をしていると何故か特設コーナーに「焼きそばフェア」というのがあり、物色していると「ペヨング(※ペヤングではない)」やマルちゃん焼きそば弁当などと共に「仙台牛タン塩焼きそば」とS&B食品の「ホンコンやきそば」があったので思わずゲトした。ホンコンやきそばは震災の翌年石巻市でお会いしたお宅で頂いたのが初めてであり、自分には宮城の焼きそばというイメージが刷り込まれている。また、こちらでは販売されていないレア感もあって二袋買ってしまった。
缶詰めも陳列棚をチェックしていると三陸産の物を見つけることがある。左と中央の缶詰めは石巻市にある「木の屋」製造の鯨大和煮とマグロの尾肉。木の屋といえば震災の時に「鯨の大和煮缶」ペイントをされた巨大な石油タンクが道路まで流されていたのを記憶している方もいるかと思う(※…1)。
右側にある「鮭の中骨水煮」缶は気仙沼ほていが製造している。原料も宮城県産銀鮭を使用するこだわり。同社のフカヒレスープ(レトルト)も秀逸で安価に本格的なフカヒレスープが楽しめるので見つけたら買うようにしている。今回は掲載しなかったが、釜石の「サヴァ缶」シリーズや気仙沼にある「小野万」のイカ塩辛、トリトンフーズ「三陸めかぶ」などもこちらのスーパーで調達できるようになり、こうしたものを食べながら色々三陸のことを思い出したりするのだが、やはり現地で食べる地ものに勝るものはないんだなぁ…。
※…1 流された木の屋の石油タンク