2月中頃に完成したブルーバードSSS-Rの後はビーマックス(アオシマ)のランチア・デルタS4を作り始めたが、プロトタイプのようなグループBカーは難航して工程がなかなか進捗しない。
デルタやプジョー205T16などはキャビンとフロント、リヤのセクションに分かれているためパイプフレームやサスペンションがジャングルジムのように組まれている。エンジンや巨大なインタークーラー、エキゾーストの配管が迷路のようにうねり、これはちゃんと組めるのか?というレベル…。当初はエンジン補機類の配管などを追加工作しようと思っていたが、リヤウインドウがスモークガラスのため内部か殆ど見えず、リヤカウルを開けない限り見えないことが分かったのでやめた。
ある程度進捗した頃になってエッチングパーツやカーボンデカールなどが手に入り、今さらばらして組み換える気力もないのでいくつかパーツが余ってしまった…。ボディーはサフを吹いた後ホワイト塗装。最近は横着になってしまい、特別なカラーの時意外エアブラシを使わなくなってしまった(缶スプレー)。
デカールを貼るのも一苦労。特にリヤフェンダーからCピラー、ルーフにかけてのストライプは繋がってなければならないのでバランスを考えながら位置決め。また、凸凹や曲面が多いフェンダー回りはマークソフターで馴染ませてやらないといけないがやはり破れや欠けが出てしまった。アクリル塗料か余っているマルティニストライプでリカバーするしかない。
試しにボディを仮組みしてみた。細かいすり合わせは必須となりそう。十分に乾燥させてクリアコートを吹き付け、最後は細かいエッチングパーツなどを組み込めば完成である(これもまた大変ではあるか)。これで何とか4月中に完成させる目処が付きそうなのでまたディスプレイケースを調達しておかなくては。