この前の祭日に外メシで現地まで結構距離を走ったため前回のオイル交換から3000kmほどになった。ターボエンジンは使用状況が自然吸気エンジンより過酷になるのでこまめにオイル交換をした方が良いと思うので3000kmスパンで行うようにしている(オイルフィルターは6000km毎)。
 下にもぐるにはジャッキアップすれば良いが、今回も木のスロープに前輪を乗り上げるようにしてスペースを確保。ライトポッドはそのままでもボンネットを開けることはできるが重いのであらかじめ外しておく(ビス4本とスプリングフックを外すだけ)。ボンネットはFRPなので左右のリングを引きピンを抜けば開く。




 例によってセリカはカストロールを入れるのがスジというものであろう。ドレンボルトのパッキンも交換。銅やアルミ製のパッキンなら何回か再利用できるがコレは厚紙のような材質なので安価だし毎回替えた方が安心できる。ただ、締め加減に注意しないとパッキンを潰したりネジ山をナメてしまうことがあるので締め付けトルクはちょっとシビアに。左側が外したパッキンで右側が新品。


 こちらが抜き取ったエンジンオイル。新品ならゴマ油か味醂みたいな色をしているが、3000kmほど走ったら濃口醤油か蕎麦つゆみたいになっている。廃油の量が極端に減っていたり金属粉が混入していたらエンジンに何らかの不具合があるかもしれないのでディーラーやショップで相談した方がいいかも。また、オイル交換せずに継ぎ足しで済ませていると潤滑機能が低下してクランク軸が噛られたりバルブガイドがスカスカになるなどの致命傷になるので定期的に交換するのは言うまでもない(実際にそうした事例を何件か見ているので老婆心ながら)。


 ついでにタイヤの空気圧もチェック。冬場はどうしても空気圧が低下する傾向にあるが、今回もコンマ3キロくらい下がっていた。最低でも半年に1回くらいはチェックしたい。
 このあとザッと洗車しておしまい。今の車はもう電気製品か?と思うくらい手出し無用なものになってしまったが、セリカはまだアナログ的な部分が多いので自分でもある程度のことができるのはありがたい。あと何年もつか分からないが、できるだけ長く乗って行こうと思う。