ランサーターボも完成して殿堂入りしたことだし、次はどの積みプラに手を付けようかと物色してみたが古いキットからやるなら次はビーマックスのランチア・デルタS4ということになるか。


 改めてキットを眺めてみるが…


 見なかったことにする…

 考えてみればデルタS4はグループBカーなのでカウルを外さなくてもリヤのサスペンションやエンジン関係がモロ見えになってしまう。以前製作したラリー037エボ2では配管やコード類、サスペンションなどに追加工作を行ったが、あの時のようなモチベーションはちょっと維持できそうにない。

↑コレは泣かされた…



 という訳でデルタは問題先送り、次はハセガワのブルーバードSSS-R(前期)を組み立てることにした。


 これまで作ってきたハセガワのラリーカーは90年代にリリースされたものばかりで、タミヤに比べるとツメが甘いという感は否めなかった。また、再販キットは金型がヤレてモールドが甘くなっていたりバリやヒケが多いイメージがあったので手直しは避けられなかった。しかしブルーバードは最近のキットらしく以前のイメージはない。タミヤと変わらないクオリティに仕上がっているように見える。


↑探してみたら手持ちの資料にブルーバードが掲載されていたので参考になりそうだ。私事だが、自分が短大の自動車部に在籍していた頃日産のディーラーがこのブルーバードSSSアテーサを試乗車として貸してくれたことがあった。SSS-Rではなかったので内装はわりと豪華だったが、ビスカス4WDやまだ珍しかったABSの効果などに驚いたものである。今では軽自動車ですら様々なデバイスが標準装備なのだから時代の流れを感じずにはいられないオッサンであった…。