車のデザインはその時代によりカタチが様々である。最近の車の「顔つき」について言わせてもらえばSUVは「モビルアーマー」、ミニバンは「オラオラ顔(イキり顔)」に見えてしまう(あくまで個人の感想です)。ボディデザインに関しては全てがそうとは言えないが、ヌメっとしたフォルムが多いような気がする。今回ランタボを完成させてしげしげと眺めていると、70年代後半から80年代初め頃には折り紙のようなカクカクしたシャープなボディデザインがトレンドだったことに気づいた。
カローラ/スプリンターはレビン/トレノも含めてこの後80系にモデルチェンジ、全く別物のようなボディになった。「ハチロク」は某とうふ店の影響もあり未だに根強い人気がある。
直線基調のセリカも16系のモデルチェンジで「流面形」となり、再び曲線を主体にしたデザインに戻されたので60系だけ「突然変異」で誕生したモデルと言えないだろうか?
※国産車のボディデザインに関してはこの頃だけ何故かペーパークラフトのようなカクカクしたデザインが流行した気がするが、前後のモデルが曲線基調の形状だったのはどうしたことだったのだろうか?この時代だけ突然変異のように直線基調のボディがトレンドになり、クラウン、セドリック/グロリア、マークIIなどほとんどの車がそうだった印象がある。今の感覚だとこうしたボディデザインは受けないのかもしれないが、「流行は繰り返される」と言われように再びこうしたボディデザインが流行る可能性がなきにしもあらず、である。







