アウディ・クワトロも完成したことだし次は何に手を付けるか積みプラをざっと物色してみた。買った順番で言えばランチア・デルタS4なのだが、このところ欧州車が続いたので気分を変えて三菱ランサーEXターボに決定。モノはお馴染みビーマックス(アオシマ)製だが、三菱のワークスカー(ラリーアート)ではなくアドバンチームの1800EXターボというチョイスがマニアックである。キットは山内選手や大庭選手が84年のRAC(英国)ラリーに出場した時のデカールが入っていた。エッチングパーツも入手したが例のシートベルトは多分使わないだろう。


↑全日本ラリーで活躍中のアドバンランサー。



↑ワークス仕様はハセガワからリリースされている。同じランサーでも両社で違いがあると思うが、2台を作り比べる気力はないと思うのでとりあえずビーマックスの完成に全力投球したいところ。なお、同じランサーターボでありながら当時の国内では2000ccにターボモデルは設定されておらず、海外のみの仕様である(※当時の運輸省はシリーズ中最大排気量のエンジンにターボモデルの設定をしないよう規制していた)。

 いつもならラリーカーの資料には事欠かないのだが、ランサーEXターボは戦歴がパッとしないこと(82年の1000湖ラリー3位が最高位)もあり資料と呼べるものが手持ちにないためストレート組みになるだろう。