老兵セリカに今年も車検の時期がやってきた。毎回何かしら大きなトラブルがあるのではないかとビビりながらの車検である。前回はストラットのリンクにガタがあることが発覚し、アッセンブリー交換のためかなり高額な出費となった(普通の人なら買い換える金額)。また、パーツの廃番もかなり出ており、前回もライトのレンズやドアミラーが欠品のため中古の再生パーツを取り寄せてもらった。もしエンジンや駆動系パーツの欠品だったら廃車にするしかあるまい。
それにしても環境問題という錦の御旗を掲げて古い車を潰しにかかるお上のやり方は如何なものか、といつも思う。旧車には高額な税金をふっかける一方でエコカーは補助金で買い換えさせようとする姑息なやり方には頑強に抵抗する筆者であった(欧州などでは旧車の方が税金が安くなるケースが多い)。自分の95年式でこの有り様だから初代のダルマやリフトバックのセリカのオーナーが大変なのは想像に難くない。


