今回もブログの時間稼ぎに過去製作のキットを投下。お題はアオシマのカローラセダンである。発売はいつ頃か不明だが、モーターライズだったようなのでここ最近のキットではなさそうである。また、キットはDXとGT、さらに前期と後期が選べるコンバチ仕様だが、ベースは後期なので前期にするにはフロント周りのつじつまが合わない所がある。



 今回はその中から前期のGTを選んでみた。レビン/トレノではなくカローラ4ドアセダンにツインカムEFIというのが「羊の皮を被った狼」的でマニアックと思ったからある。カローラGTと言えばダートラやラリーのイメージがあるので「全日本ラリーに出場してます」風に改造してみた。当時のラリーでも使い勝手の良さやボディ強度の面からセダンを使っているラリードライバーもいたようだ。装備としては無線のルーフアンテナやマッドフラップ、フォグランプ、アンダーガードなどを追加している。車内はバケットシートやロールケージでラリー車らしく改造。ノーマルの鉄チンホイールも味わいがあって良かったのだが、何かアルミホイールはないか物色するも最近はカーモデルまで大径ホイール/扁平タイヤばかりでカローラには合わない(実車は13~14インチか?)。この案はお蔵入りになるかと思っていたがジャンクパーツの中にブルーバード(510)のサファリ仕様タイヤとホイールが残っており、サイズや幅がジャストフィットだったので流用。そう言えばフェンダーミラーの車は久しぶりに作った気がする。



 余談だが、この頃のカローラやセリカ、シルビア、ランサーターボなどを見ていると折り紙みたいにカクカクなスタイルがトレンドだったと感じる。その後次第に流面形となっていったのはご存知の通り。