今年の初めから製作に取りかかったハセガワのランチア・ラリー037エボ2がどうにか完成した(ことにする)。思えばこのキットを購入してから14年くらい寝かせて日の目を見たことになるが、発売そのものは20年前になると思う。例によってデカールの劣化もあったが、以前のデルタほど酷くなかったのは救われた。ラリーカーのモデルでデカールがバラバラになると投げ出したくなるくらいモチベーションが下がる…。( ´Д`)



↑紆余曲折あって完成したのがこちら。本来ならツール・ド・コルスではライトポッドは装着していないのだが、取っておいても使い道はないしラリーカー→ライトポッドというイメージが刷り込まれているので乗っけておいた。


↑エボ2はリアバンパーを取り外しているためトランスミッションやマフラー、リアサスなどがモロ見え。配管など分かる範囲で追加工作を行ったため時間を食われてしまった。リアの巨大なマッドフラップは実車の写真だと古くなったクリアファイルのように半透明な白に見えるので色々探したが思うような素材が見つからなかったのでキットのモノを使用している。


↑ボンネットピンやワイパーブレード、フロントウインドウの押さえプレートなどはエッチングパーツに交換。ドアミラーのつっかい棒?みたいなステーは伸ばしランナーで自作した。


↑今回のキモになったエンジンルーム。パイプやコード類を自作したが効果の程は如何に。


↑完成したらケースに「殿堂入り」。むき出しにしておくとホコリだらけになったりパーツが紛失するので最近はケースを活用するようになった。1/24スケールのカーモデルならタミヤかウェーブのMサイズが手頃ではないかと。タミヤはちょっとオーバーサイズのような気がするので最近はウェーブを愛用している。同じケースなら積み重ねることができるのでスペースが無駄にならない。今回の037でケースも15個となった。



↑実技だけでなく学科の講習?も怠らないのだ。(笑) 左は日本メーカーの歴代ラリーカーをザッと紹介した書籍。グループ4からWRカーまで掲載されている。
 右側はジオラマ作家の荒木智氏の作例本。荒木氏はリーマンの傍ら趣味でジオラマを製作していたが、現在はプロのジオラマ作家として生計を立てているそうである。本書はどちらかというとプロデュース面の解説が主体になっていると感じる。とはいえ上手い人の作例を見ることは色々刺激になってよろしい。