やれ令和元年だ、ラグビーワールドカップだ、などと浮かれていたと思ったらあっという間に大晦日を迎えてしまった。今年始めの数ヶ月のことは忘却の彼方になってしまったが、夏の猛暑は自分が体調を崩してしまったこともあり、アレは相当こたえた。
今年も東日本を中心とした台風被害などの自然災害が多発し、やはり日本は災害列島であることを痛感せざるを得ない1年だった。これまで何度も書いたが、今の日本は激動期に入り、誰が被災者になってもおかしくない時代だと断言できる。にもかかわらず、政府や国民のどれだけが危機感を抱いているのか甚だ疑問である。残念ながら自分たちの身に降りかかって初めて真剣に考えるしかないのかも知れない。
個人的なことに目を向けると、今年も5月と8月に仙台入りして三陸の各地を回ったことが最大の出来事だった。特に8月は久しぶりに釜石、大槌町まで行くことができ、激変した町の様子を見ることになった。
↑5月には新たに公開となった気仙沼の津波伝承館(旧気仙沼向洋高校)を見学したことも印象深い。震災から8年以上経過し、津波被害の痕跡が失われていく中で、「あの日」から時間が止まったまま保存されている向洋高校の惨状は震災遺構の保存に対するひとつの解答ではないかと感じた。
そして現地でお会いしたブロ友さんや色々お話を聞かせて頂いた皆さん(大川小学校のオノサキさん、気仙沼のやおりきさん、お世話になった同市民宿天心のご夫妻など)には格別のご配慮を賜った。あらためてお礼申し上げます。来年も仙台入りのオペレーションを予定しとります。
さて、震災以降続けてきたヤフブロがまさかの打ち切りとなり、こちらのアメブロに引っ越すことになってしまった。ヤフブロの「~忙中閑あり…2」は何とかこちらへ移すことができたが、旧ブログはアカウントを変えられてしまったので残念ながら消えてしまった。残念といえばヤフブロ時代に繋がりを持っていたブロ友さんの何人かは移転に伴いやり取りができなくなってしまった。アメブロでまたお会いできればよいのだが今はブログそのもののニーズが減っているのかも知れない。
※クリスマスはとっくの昔に過ぎてしまったが、パン売り場でシュトレンを見つけたので買ってみた。シュトレンそのものは「リトルマーメイド」なので本場ドイツという訳ではないが、コーヒーはブロ友さんがドイツ旅行の折りに頂いたお土産である。「アイレス」という銘柄については知らなかったので調べたところ、フランクフルト空港やルフトハンザの機内で提供されているコーヒーなんだとか。☕
この1年も当駄ブログにお付き合い頂いた皆様にはあらためてお礼申し上げます。来年は平穏な年になることを願って止みません。それではよいお年を。
