最近はこの本を元に、財務諸表をチェックしている。
今日の対象銘柄は、持ち株で買い進めていた ヤスハラケミカル（4957）。東証２部、売買高も少ない超地味系銘柄だ。密かにエコ銘柄だと目をつけている。
解析の結果、まあ大体問題のない決算書であるが気になる点がいくつか発見できた。
１つ目は、平成19年度から棚卸資産が大きく増加していること。これが原因でROAが悪化している。
２つ目は、売上債権が大きく、回転率が３を下回っていること。つまり債権回収に120日以上かかっているということだ。
借入金が増えているのも気になるところだ。構図としては、借入金で棚卸資産を増やしている という状態か。原材料も棚卸資産に入っているのか、はっきりしない。
法人税率、純利益と経常利益の比率等も普通で、営業ＣＦが回復するかどうかが今後のチェック項目筆頭だろう。
総じて、可もなく不可もなく といったところか。
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今日の対象銘柄は、持ち株で買い進めていた ヤスハラケミカル（4957）。東証２部、売買高も少ない超地味系銘柄だ。密かにエコ銘柄だと目をつけている。
解析の結果、まあ大体問題のない決算書であるが気になる点がいくつか発見できた。
１つ目は、平成19年度から棚卸資産が大きく増加していること。これが原因でROAが悪化している。
２つ目は、売上債権が大きく、回転率が３を下回っていること。つまり債権回収に120日以上かかっているということだ。
借入金が増えているのも気になるところだ。構図としては、借入金で棚卸資産を増やしている という状態か。原材料も棚卸資産に入っているのか、はっきりしない。
法人税率、純利益と経常利益の比率等も普通で、営業ＣＦが回復するかどうかが今後のチェック項目筆頭だろう。
総じて、可もなく不可もなく といったところか。