金を100g単位の地金で購入するリスクについて。
まず、利益が50万円を超えると超えた分に対して所有期間に応じて税金がかかってきます。総合課税です。ということは売却益が50万円を超えていると国保や住民税の基準となる所得が増えます。
ですので、会社員の場合、会社の社会保険に加入している間に売却しておいた方が無難です。年金生活に入ってから売却して利益が数百万円も出てしまうと国保で相当の保険料を取られます。
金地金の場合、購入価格がわからないと売却額の5%が購入価格とみなされ、95%が利益と判定されるリスクもあります。相続したけど、いくらで買ったかわからない となると相続税に加えて売却時に税金でごっそり持っていかれます。
それでも金を保有したい場合は、積み立て投資かETF(1540など)にしましょう。積み立て投資だと小分けに売却できるので、利益を50万以下に制御しながら徐々に売却できます。またETFだと特定口座で買っていれば源泉分離課税で無申告も選択できますし、所得次第で申告して税率を下げることも可能です。
ただ、金地金100gを10g10個に分割してくれる業者もあるようです。この場合、購入価格を10分の1として見てくれるのかという不安が少しありますが、いざとなれば本気で検討してよいかもしれません。