おはようございます。
桑田十全です。
常に愛と自由を感じていたいが、同時に他人とも円満に付き合いたい。
こう思うことはありますよね?
そんな矛盾を抱えながら生きていると、どうしても人間関係の悩みは生まれます。
桑田は人間関係に悩んだ時、ラジオの「テレフォン人生相談」をよく聞いていました。
その番組でパーソナリティーを務める、加藤諦三さんが僕は好きです。
大変優しい語り口ですが、問題の本質を鋭く指摘してくれます。
加藤さんの著書も沢山読ませていただきました。
ご興味がある方は、youtubのアーカイブで聞くことができます。
その加藤さんの著作の中でも「劣等感がなくなる方法」はとても参考になりました。
人は誰でも劣等感を持っています。
ありのままの自分に対する評価の低さですが、それは誰でも多少なりともありますよね。
加藤さんが、本の中で劣等感が形成される一例を紹介してます。
母子の例で。
子供がテストで0点をとって帰ってきた。
A、母が子供に対して「あんたはバカだね」でも、もうしょうがないねうちの子だから、ご飯食べたら勉強するんだよ。
B、母が子供に対して「あんたはバカだね」テストで良い点取るまで結果を見せなくて良いからね。
劣等感が形成されるのはBです。
AもBも子供に対する評価は同じです。
その評価に対して、母が子供を受け容れているか、排除しているかの違いです。
Aは評価が悪い自分も受け容れてもらえる安心感が生まれます。ありのままで良い。
Bは評価が悪い自分は排除されてしまう恐れから、もっと良い点を取ろうと頑張ります。
しかし良い点をとって受け容れてもらえれば良いが、受け容れてもらえなければ、さらに良い点を取ろうと頑張ります。
そして優越への焦りが生まれます。
しかし、優越しようとすればする程、劣等感は深まります。
なぜなら、Bの求めているのは受容、承認なのですから。
ありのままの自分からは離れていく。
虚栄心、嫉妬心、プライドが高くなり、本来の姿を見失う。
僕はBでした。
だから、お願いだから受け入れて欲しい。認めて欲しい。
そんな気持ちで、桑田は愛と自由を求めていました。
ではどうすれば良いか?
考えて出した結論が「自分に正直に生きよう」
自分に正直って頭で考えるより、自分の心に素直なことかなと思う。
自分の心に正直でいると、自分の言動に安心します。
結果間違ったとしても、心に正直に動いた方が後悔はしない。
心に正直になる事と、心がふれあうって、近い感じします。
心がふれあう瞬間って感じたことあります?
自分が自分の心と触れ合う、自分と相手の心が触れ合う。
一瞬かもしれませんが、確かにあるんです。
加藤さんの本の中でも、劣等感からの解放の一つに、心のふれあいを多く経験する事と書いてあります。
自分自身の心でも良いし、誰かの心でも。
その瞬間、愛と自由を感じます。
相手との関係も円満になる気がします。
心のふれあいを通じて、愛と自由に満たされましょう!