我欲に陥っていないか?
僕が尊敬しています
市村正親氏の本の中に
こんな文言がある。
癒し王ふじです。
響く言葉はたくさんあったが
特に次のフレーズは強く印象に残っている。
「役者は、見せたい、笑わせたい、感じさせたいと
常に欲だらけの生きもの。でも欲が多すぎるとダメなんだ。
自分の欲を満たすより、あくまで役を演じてなければいけない」
人間って、誰でも欲があることは認める。
ただし我欲があまりにも前に出すぎると
煩くなる。見る人が見れば一発でバレてしまう。
舞台に限らず、テレビの世界、ブログ、
そしてYouTubeにおいても
ただ目立ちたいとか、ばずりたい、アクセスとりたい、
いいねの数が欲しいという
テクニックを駆使し
”我欲承認の塊”
みたいな人はすぐに見ればわかる。
頑張っていること自体は悪くないのですが
それが我欲である場合、
空回りだしうざくなるので
結局、目的地に正しく進めないと思います。
”天”はちゃんと見ています。
煩わしくない存在感
煩くない存在感こそが本物の証
ではないでしょうか?
参照:小川亜矢子先生の言葉
「そんなに大げさな芝居をしなくても
お客様には想像力があるんだから
それを飛び越える過剰な芝居は
煩く感じるんですよ」