1000本ノックをやってくれた師ほどありがたいものはない
治療の師は
いつも答えを教えてくれなかった。
自分の頭で考えろ!
という。
今の時代のように
検索したり、AIが
答えらしきものを即答で
与えてくれることはなかった。
但し、師はヒントをくれた。
点と点をつなぎあわせると
最適解に少しずつ
近づいてるという実感はあった。
とにかくアクションを起こして
実際に試行錯誤することが大事。
そんな師も旅立ってしまったが
残してくれた大切なものがある。
背中で見せてくれた
行動習慣や考え方のプロセスは
目に見える言葉や形には残ってはいないが
確実に僕の記憶に残っていて
ここぞという窮地に追い込まれた際も
ヒントやアイデアを与えてくれる。
とてもありがたいことだ。
”知は複利”であるので
今まで積み重ねてきたものは
掛け合わせにより新たなアイデアを生む。
さらに思考回路を
研ぎ澄ませていこうと思う。