縄文人の精神性から学ぶ
海洋民族であった縄文人は
船を操って世界のあちこちを
航海していたとされています。
近年の研究では、
日本人の組成は
原型の縄文系 (28.5%)
そして古墳系 (18.9%)
もう1つは弥生系(13.4%)
の「3重構造モデル」が主流に
なりつつあります。
縄文系ハプログループDは、
約4万年前に日本列島に誕生したといわれ
現代の日本人男性の30~39%が
この系統に属する。
D系統は、縄文時代の人骨から検出され
縄文時代の代表的な父系遺伝子。
このように古くから日本列島を中心に
活動・暮らしていた縄文人は
渡来人と徐々に交わりながら
(政略結婚含む)
遺伝子の多様性が構築されていった
と考えられます。
また、縄文人は
農耕ではなく、狩猟と漁撈で主に
生活をしており魚介中心の食事でした。
生活スタイルとしては
争いの少ない集団生活を営み
その精神性の特徴として
和の精神
調和
共存
共生
協力
が挙げられます。
結婚、祭りなどを通じて
共同体をうまくまとめ維持していたと
推測されます。
縄文時代は、約1万5000年間
もっとも長い間続いた時代です。
その前提には、争った形跡がほぼなく
平和な社会を構築できていたからに
他なりません。
📝
現代世界は、世界各地で
争いが絶えません。現代人は、
縄文人・縄文時代を再考し
平和的精神性を現代に生かす
ことも必要と考えています。
参照動画🎥 縄文人の世界観