【基本】絶対覚えておきたい認知症の方への接し方 | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

【基本】絶対覚えておきたい認知症の方への接し方

2025年現在、

認知症の方の人数は約700万人。
高齢者の5人に1人が該当する計算です。
これからもっと増えていくでしょう。
 
そこで絶対に覚えておきたいのは
認知症の方との基本的な接し方。
 
風船<接し方5つの基本ルール>
1.失った自信を回復させる
2.コミュニケーションの場をつくる
3.活躍できる場を用意
4.プライドを傷つけない
5.残存力を引き出す
 
順に補足します。
1については、
今までできていたことが
できなくなってどんどん
自信を喪失することで
すべてが悪循環となり
ますます”できない”を加速します。
できたことをきちんと認めて
自信をつけさせる
 
2については
家族以外の人との
コミュニケーションの場が重要。
例えば、訪問マッサージやヘルバーなど
を定期的に交流することが有益です。
 
3については
使命感、役割をもたせる。
例えば、花に水をやるとか
新聞をとってくるとか、
その人ができる日々の任務をつくる。
 
4については
プライドを傷つけないこと。
ある施設で実際にあった実例としては、
過去にずっと組織の長をつとめてきた
とても偉い方(プライドの高い方)
に対して、施設の担当者が
赤ちゃん言葉で話しかけていたのです。
それに対して、「バカにするな!」と
激高する事件を目にしました。
 
5については
その方が今持っている力
残っている力を存分に使わせる
何でもかんでも回りがやってあげると
本当に何もかもできなくなります。
あっと言う間に・・・。
だからまだできることは
時間がかかってもいいので
本人にやってもらい
それを見守って必要な時だけ
サポートをする。
 
以上、1~5の接し方を
頭にいれておくと
対応全体がスムーズになるだけでなく
お互いの関係性も良くなります。