診断が9割 治療原則バイブルⅠ 診断編: プロの診断術、すべてバラします (らくーんブックス)
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結論から
治療より大事なことあります。
ずばり予防です。
まず、簡単な質問です。
2024年に新千円札になった人物は
誰でしょうか?
そう、
北里柴三郎です。
彼は細菌学の父であり
北里大学の創設に大いに貢献しました。
彼の業績の1つに
世界で初めて破傷風菌という菌を
単独で増やすことに成功しました。
そのおかげもあって
破傷風の予防と治療法をのちに
開発することができました。
彼は実は、予防に力をいれて
その大切さをアピールしていました。
だからペストの原因が
ねずみと判明した時も
ネコの飼育をすすめたのです。
本来、病気への対処は次の手順が本筋です。
まず原因を探り
かからないよう予防し
それでも万が一かかってしまった場合は
治療する。
多くの人は、原因も追究・分析せず
予防的行為も行わず
仕方なく治療という選択肢しか
残されていない状況に
みずからはまっているのでは?
予防的行為は、本質的には
ラク、金がかからない、楽しいもの。
例えば、温泉も予防的行為の
1つと言えるでしょう。
一方で、治療的行為は、
時間が奪われる、金がかかる、きつい、
面倒くさい、制限がかかる、つらい。
ふんだりけったりで
いいことないでしょう。
予防に時間を優先的にかけておくのか、
予防はせずに
治療に時間と金をかけざるを得ないか
ポートフォリオは自分で選択できるのです。
どっちを選択するかはあなた次第!