診断が9割 治療原則バイブルⅠ 診断編: プロの診断術、すべてバラします (らくーんブックス)
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24年、累計3万人治療の
癒し王ふじです。
本当に手術が必要なケースは
実は稀です。
統計データでは10%弱。
まず、次の5つのケースは
手術が必要です。
1.脚に力が全く入らず歩けない
2.膀胱直腸障害あり
3.今まで体験したことのない激痛で動けない
4.脊椎に炎症
5.重度の圧迫骨折
順に補足します。
全く力が入らないのは
神経が完全に寸断された状態。
膀胱直腸障害が起こると小便がでなくなる。
尋常じゃない痛みの背後には
体が時に生命を脅かす非常事態であることを意味する。
炎症が起こっていると
熱をもって腫れ上がり炎症数値(CRP等)が上昇。
骨がもろくなっていると背骨も簡単に骨折を起こす。
上記のような重大なケース、
難治性の病態を除けば
残りの9割は
保存療法、運動療法、リハビリで
対応可能です、
どの選択肢をとるかは
やはり診断が重要となります。
注意点としては、
外科的手術には多くのリスクを伴います。
手術自体の成功失敗のリスク
手術自体が成功しても感染症のリスク
それをクリアしても後遺症のリスク
免役全体が一時的に下がる
薬を使用することの副作用リスク等・・・
不要な手術を行うことで
体のあちこちをダメにしてしまう
取返しのつかない状態にまで
落してしまうケースもよくある話です。
<参考>