人間味のある言葉選びをしてますか?
文法的に正しい言葉づかいであっても
それが相手に与える印象を
考えていないと本末転倒です。
あなたの普段使っている言葉が
相手に悪印象を与えているかも
知れません。
癒し王ふじです。![]()
例えば、こんな言葉があります。
「ご承知おきください」
バッドニュースを伝える時などに
使われる言葉です。
一見すると、
丁寧な言葉に聞こえますが
このような定型的かつ常套句
である敬語だけを単発で多用すると
言われた相手は
ものすごく冷たい印象を持ちます。
この言葉で止めをさされたような
気さえします。
相手は、ただでさえバッドニュースで
凹んだり悲しんでいる状態のところに
さらに追い打ちをかけて
グーの根も出ない状態に追い詰めるのが
この類の言葉の乱用です。
言っている本人はたいがい
気付いていないものです。
実際、
カスタマーヒアリング時に
「ご承知おきください」とだけ言い放たれると
どういう印象もつか?聞いてみたところ
「冷たい」「他人事」「人間味がない」
という答えが返ってきました。
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では、どうすればいいのか?
いくつか方法はあります。
例えば、
共感する一言を一旦はさむことによって
イメージはマイルドになります。
「それは大変でしたね」とか
「ひどい話ですね」
「つかれたでしょう」
「本当におつかれさま」といった具合。
他には、そもそも
上記のような”杓子定規的敬語表現”を
常時単発で多用しない
という選択もできます。
別のポジティブワードに転換する
ということが求められます。
その際、相手の状況に合わせて
言葉は選ぶ方が良いので
十把一絡げに、この言葉を
キラーワードとして覚えて使うとよい
とは言い切れません。
<ポイント>
言葉を受け取った相手がなるべく
人間味を感じる言葉を選択して
使うということが
一流のビジネスマン、
人間関係の上手な信頼厚い人、
人徳ある人に共通する話だと思います。
過去記事📝 慇懃無礼