倒産・廃業が増加する業界
まずは大まかに2020年以降
倒産・廃業が急増している4業界は以下の通り。
1.建設業 2023年に186件倒産。前年の2.7倍
2.製造業 2023年に160件倒産。前年の2.6倍
3.サービス業(医業含)2024年上半期1228件倒産。
15年ぶりに1200件超
医療業が2000年以降初の100件超
4.小売・飲食業 2024年上半期1029件倒産。
飲食店が2000年以降最多
特に競争が近年激化している業界を
それぞれもう少し細かく見ていくと
道路・貨物業
歯科
介護サービス業
学習塾
焼肉店
<厳しい状況に陥る3要因>
💀コスト増
💀パイの減少でお客様の奪い合い
💀人手不足・スタッフの奪い合い
日本を取り囲む避けられない
大きな潮流として、人口減があります。
その中身は、
高齢者増、生産年齢人口減(働き盛り減少)、
子供減、患者減。
お金を使ってくれる年齢の人が減り
今までの業界の枠を超えて
”奪い合い”の様相を呈しています。
そこに円安・物価上昇がWパンチのように
加わり、あらゆるコストが上昇。
電気水道代、ガソリン代、仕入代、販促消耗品費
に至るまであらゆる経費が増。
まだインフレは完全におさまっていません💦
値上げは今後も続くでしょう。
では、このような厳しい環境下で
どのような処方箋があるのか?
<基本的対策>
★複数の収入源確保
★価格転嫁(値上げ)
★マーケティング強化でお客様呼び込む(客数アップ)
★SNSつながり強化
★新規分野参入・新商品開発
円安特需でまさに30年ぶりに超ウハウハの業界
もある一方で、上記のように厳しい業界もある。
まさに陰があれば陽がある、光があれば影ができる。
会社も個人も時代の流れをおさえた上で
ともに知恵を絞り共有しつつ
生き残ってゆかねばなりませんね。