日本の物価高(インフレ)の本当の原因と対策 | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

日本の物価高(インフレ)の本当の原因と対策

みなさんは昨今の

円安の進行についてどう考えていますか?

 

この際に、一度自分の頭で

円安について考えてみよう!

 

以前から僕の考えはこうです。

<結論>

物価高=インフレの本当の原因

 下矢印

「円安」にあります

 

国民全体を苦しめ続ける

物価高=インフレを止めるには

円安をなるべく早く是正すること。

 

具体的には、

早期に利上げを行うことです。

また金融政策をきちんと行うことです。

 

金利を上げるとは、

全体を正常な軌道に戻すということ

を意味します。

 

政府も日銀も金融政策を

ちゃんと押し進めていない。

 

出口戦略ももたずに放置したまま

本来やるべきことをやらずに

 

先に引き伸ばし続けているだけ。

一部の既得権益を持っている人に

 

反対されているから

何もせず見守っているだけ

というのが実態です。

 

日本はいつの時代もアクションが遅すぎるし

先延ばしにして後世にツケを押し付けるのが慣例。

 

その間、国民は

ずっと苦しめられ続けています。

 

 

自国の通貨がどんどん安くなるとは?

どういうことを意味すのか?

 

例えば、ここ1年間でみても

いままで100円で買えたものが

 

今では150円出さないと

買えなくなっている状態です。

 

あらゆるモノの値段は上がって

お金の価値が下がっているからです。

 

もっとマクロ的にみれば

日本の実質金利=名目金利(政策金利)-コアCPI(インフレ率)

 

実質金利とは、

政策金利からインフレ率を引いたものです。

(上の式)

 

政策金利は現在ほぼゼロ、

インフレ率は昨年4%ですので

 

日本の実質金利は、マイナス4%となります。

1980年以降で初めて大幅マイナスとなり

 これは異常事態なのです!

 

このマイナスの数字は、一体何を意味するのか?

例えば、100万円の現預金をもっていたとして

 

それが1年後には

4%価値が目減りして96万円になっている

とうことです。

 

だまっていると、どんどん資産が減っていく

という傾向であることに

多くの人は気づいているでしょうか?

 

徐々に首を絞り上げられているから

苦しさにまだ気付いていない??

 

この状況を改善するには

先程の上の式でいうと

 

名目金利(政策金利)を上げて(プラスにして)

インフレ率を抑える(=物価上昇を抑圧する)。

 

自国の通貨が極端に安くなっている大国は、

世界ではトルコそして日本の2つ。

 

2国とも、誤った不適切な金融政策が

円安継続→インフレを招いている

 

📝

自国通貨安、つまり円安が物価高を招き

どれだけ日本国民全体を苦しめ続けているのか

多くの方は、まず自覚し

早く気づいて欲しいと思います。

 

日銀は何をするにも腰が重い。

良く言えば、慎重とも言えるが・・・

円安および物価上昇への効果ある対処が

不十分であることは事実。

 

その大元の根本原因は、

本来、旗をふるべき国のトップが

優柔不断で忖度しかせず

苦しむ国民のことを放置し

やるべきことをやらずに

決断すべきことも決めないことにある。

 

p.s.日本の家計ストックは徐々に

  外資に吸い上げられて失われます