プラトンの『国家』に学ぶ | 【らくーん別邸】50歳から体調も運気もグイグイ回復

プラトンの『国家』に学ぶ

プラトンの国家感をものすごくシンプルに

一図で表すと次のようになります。

 

理想的な国家とは?

今日は、プラトンに学びましょう。

癒し王ふじです。

 

理想的な国家の運営は、

善のイデア正義を熟知した者

によらなければならない。

 

善のイデアと正義を理解した者とは

哲学者か、哲学を学んだ為政者のことをさす。

 

理想なる国家は、

知恵と勇気と節制に支えられた正義

により成り立つ。

 

理想なる個人とは、

理智と気概と欲望に支えられた正義

により成り立つ。

 

※イデアとは”アイデア”の語源であり理想郷

 太陽・線分・洞窟、3つの比喩で説明される

 

知識がないとまず認知できない。

視野を広くもちアンテナを敏感にしていないと

問題に気づけない。

 

暗い洞窟から、光のあたる場所、

つまりイデアへ至らない者は

上に立つべからず。

 

正義を兼ね備えた人物とは、

東洋的な表現でいえば、

」を兼ね備えた人物のこと。

 

📝

プラトンのアドバイスを借りて

現代に応用するならば

 

選挙では「徳」のある人物を選べ

ということ。

 

逆に選んではいけない

徳のない人物とは以下の通り。

 

・国民を重税などで絞り上げる

・国民が苦しんでいる窮状を放置(他人事)

・一方で為政者及び上級国民はお金を使いたい放題

・前例を打破する勇気がない忖度迎合型

・国民・国富・通貨を安く貧しくする

・寡頭制(短期的目先の利しかみてない)

・多数決に頼る(多数派意見が常に正しいとは限らない)

・僭主独裁制

 

 

プラトンの『国家』は紀元前4cに

編纂されたとされており

 

2000年以上経った現在でも

読みつがれる名著であり、

プラトンが語る本質はズレていない。

 

この点からも、

プラトンの分析洞察力の凄さが読み取れる。

 

”国家”論ではありますが

もちろん”個人”にも当てはまる。

すごい哲学書であります。

 

※一番上の図の( )は個人を意味する

 

2000年以上、読み継がれる名著📚