単体では毒であるものをいかに無毒化し有効に使えるか
毒に学ぶ
かつて地球上では酸素は”毒”であった。
それを逆にエネルギーとして使うことで
進化し生物界の頂点へと登り詰めたのが”人間”。
毒を逆に有用するという発想こそが
いつの時代も忘れてはならないポイント。
例えば、
フッ素は単体では人体に有毒であるが、
フッ素化合物にすることで無毒化し
テフロンなど熱に強い特性をいかして
商品化まで行った。
例えば、
毒といわれる人物を
うまく使いこなし上手に(適材適所)登用する
ことをやってのけたのは人心掌握がうまく
長期間安定政権を確立した
徳川家康ではなかったか。
例えば、
マンチニールという木は実・樹木自体も有毒だが
完全に乾燥させれば非常に硬い木材として
活用して用いることができる。
例えば、
渋柿だって、干して乾燥させることで
渋は抜けて美味しく食べることができるようになる。
これも無毒化・無害化の知恵のひとつ。
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毒のもつ特徴をよく観察し
それを活かして有用化する目的で
他と組み合わせたり
別の分野で転用させることで
人間にとってプラスとする
発想法・考え方が何をするにも
大切だと思っています。
一見、毒のあるものほど
うまく活用できれば大きな利と化ける。